「さんさ」「王林」「きおう」(一部シナノスイート)と2巡目の摘果を終え、昨日からジョナゴールドの2巡目に入りました。
午前中は時折小雨でしたが台風3号は北国には立ち寄らず過ぎ去ってくれたようです。
今まで順調に、1日1mmの伸びをキープしていたリンゴは、この10日間は1mmの伸びには達しなかったようです。
気温があまり上がらなかったせいかな?
先日は梨の木の下で見かけたのですが、今日もまた、ヒグラシの誕生に出くわしました。
気温が低めなので、まだ声は聞きませんが、やがて夕方には大合唱になるでしょう。
現在、果樹園ではジョナゴールドの摘果中です。
前もって、昨日伸びた新梢に成った実は全摘しておいたのですが、今回は残った実を一個にして行く作業です。
大きさも20mmを越し、いよいよ🍎らしくなって来ました。
摘果をしていると、時折、写真のような実をみかけます。
これは、芽の状態の時に花になろうか実になろうか迷った末に実になったものです。
その証拠に、実から何やら葉っぱのような物が見受けられます ^^;
【葉果】と呼ばれ、大きくはなりますが、見た目が悪いので商品にはなりませんので、残念ながら摘果されてしまいます😅
今日もそこそこ温かい日でしたが、明日からは、なんと真夏日になるという予報なので、慌ててジョナゴールドに薬剤散布をしてもらいました。
元々は殺虫剤として登場した剤なのですが、摘果効果も期待できるという薬剤です。
旨く行けば、写真のように中心果の周りの側果の成長を押さえる事が出来るため、摘果が楽になります。
が、その適期の判断がなかなか難しかったりします。
品種によって満開日からの経過日数とか、果実の大きさ、土の湿度、散布後の気温、樹勢の強弱などなどいろいろなファクターが絡んできます。
これらを総合的に判断し実行するのですが、結果として全く効果が無かったり、過剰に落果したりとけっこう難儀な薬剤なのです。
今日の作業はシナノゴールドの摘果、紅玉の樹下草刈り、北側園地の通路草刈り。