夏日の続く北国です。
今日も27℃とかで暑い一日でした。
自分だけビール、ビールと言っていてはリンゴの木々に申し訳ないので、夕方から灌水をしました。
果樹園では、毎日早朝は草刈り、そして日中は摘果三昧の日々です。
例年になく、実が付き過ぎていますので、ひたすら摘果を急ぎ、リンゴの木々の負担を軽くしてやろうと懸命な日々が続きます。
王林の摘果、あと1列。
少し早めかもしれませんが、王林、ふじの効具合の悪さに懲りて、紅玉、きおう、シナノスイートなど残っていた品種に摘果剤を散布。
摘果はやっとさんさを終え、午後から王林へ。
4月が異常に温かかったり、５月に入ってなかなか雨が降らなかったり、昨日は台風崩れの雨で少し潤ったものの、強い風に打ち付けられたり、おまけに震度５弱などという地震があったりと、リンゴの木々にとっても過酷な環境だと思われますが、リンゴの実は知らん顔で粛々と ^^; 成長しています。
一番早く開花した王林はもう12mm。
暑いの寒いのと文句ばかり言っているのは、どうやら園主だけのようです ^^;
この王林、幼果のころは、なぜかこんな色をしています。
もう少し成長すると、緑色になるのですが、黄色い品種は総じて幼果の頃はこんな色をしているもが多いかも知れません。
早朝、摘果剤としてミクロデナポンをふじと王林に散布。
展着剤としてニーズ加用。
午後から気温上がらず、久々の雨。
大丈夫かぁ？ ^^;
長かった連休も終わり、北国はまた朝夕グッと涼しげになりました ^^;(と言うか、これで平年の気温になったのかな？)
ま、お百姓さんには大型連休は全く関係の無い日々なのですが、孫娘達は、連日お出かけのようでしたね ^_^
写真はジョナゴールドです。
もう、気の早いものはすっかり萼が立っています。
このようになると、６月にやって来るかも知れないジューンドロップと言われる落果の心配は無いかと思われます。
心配していた王林も、思った以上にキチンと実を結んでおりホッとしているところです。
昨夜で養蜂家さんからレンタルして頂いていた蜜蜂にお引き取り願って、今日からはマメコバチだけが果樹園を飛び回っています。
昨日・今日とふじのオーナーさんが何組かお見えになり、ご自分の木の花摘みをして行かれました。
そろそろふじも摘花ではなく摘果となって来ました。
拡大して見ると小さな実達は、自分の身を守るために、全身羽毛で覆われています。
開花が最も早い品種の王林は花も散り、萼が立ち始めています。
そして開花が最も遅い紅玉は今が満開です。
紅玉の園地の向こうに見える山は岩手山。
早朝に草刈りをしたのでした。
リンゴのお花見を明後日に控え、ジョナゴールドが満開です。
ふじは７分咲き程度でしょうか。
写真上がジョナゴールド、下がふじです。
が、やはり生育が例年より早く、低温の日もあった事から、ジョナゴールドは中心花が無い株が若干見受けられたり、王林は雌しべの無い花も見られます。
いまのところ、そんなに多くはないので、最終的にはそんなに影響は無いかと思われますが。
北国も、昨日、今日と初夏のような温かさです。
5月2日のリンゴのお花見に向けて、王林と早稲ふじは７分咲き。
ジョナゴールドは５分咲き。
ふじは１分咲きと言ったところです。
お花見のご案内を差し上げながら、果樹園ではせっせと、その花を摘み取っています ^^;
昨年伸びた枝に付いた花、そして中心花以外の花は、残したものに栄養分を集中させ大きなリンゴにするために順次摘み取って行くのです。
オーナーの皆様方から『中心花ってどれですか？』と聞かれますが、今の状態だと見分け易いですね。
花が開いているものが中心花、蕾状態のものが側花ですから現時点で蕾の物はすべて摘み取ってしまいます。
お花見あたりにはちょうどふじの花が見分け易い状態かと思います。
ご自分の木の花を摘んで、今年は大きな大きなリンゴにしましょうかぁ
kiki絵文字
でも、そう単純ではないけどね ^^;
