まるで猫の目のように目まぐるしく雨と晴れが繰り返す午前中でした。
一昨日から紅玉の葉摘みを開始していて、前後してしまいましたが、今朝は落果防止剤散布を散布したところです。
その後、雨がザッーと来ましたが、大丈夫かな？ ^^;
自分はオーナーの皆様方のふじの最終調整中です。
余分な枝葉を払い、伸びなかった実を今一度摘果したりしています。
今年は【さんさ】と【紅玉】は小さめですが、他の品種はまずまずの大きさです。
シナノスイートは100mmを越すものまで有ったりします。
紅玉の葉摘みの後はシナノスイート、ジョナゴールドの葉摘みと、これからの作業は目白押しです。
午前中でオーナーの方々のふじの摘果を終え、いよいよ最終品種「紅玉」の摘果に移動しました。
紅玉の園地は自宅から少し離れた位置にあるので、最近ちょっと見回っていなかったのですが、いつの間にやら大きさもグンと大きくなっており30mmほどになっていました。
梅雨に突入したのですが、まとまった雨は無く、時折パラつく程度の季候が続いています。
作業には良いのですが、少し纏まった雨も欲しいところです。
予報では明日は雨ですが果たして…..
早朝、紅玉にミクロデナポン散布。
10a あたり 350㍑。
相変わらず真夏日近い気温が続きいています。
作業は北園地の西側ふじの摘果中。
秋ふに入って残すところ１列半ほど。
明日には東側秋ふに移動できるかと思います。
その園地を今日は潅水中。
午前はシナノスイートを潅水。
昨日の午後から、やっと紅玉の剪定に入りました。
北国もいよいよ春です。
この園地は、自宅から少し登った処にある10a の小さな園地で、紅玉だけが植えられています。
4半世紀ほど前にお百姓さんを始めた時に、空いている園地に紅玉を植えたのでした。
当時、周りのお百姓さん達には、半ば呆れた顔で「なんで今時、紅玉植えるの？」と聞かれたものでした。
「いやぁ、アタシが食べたいからぁ」と答えたものです。
私らが幼少の頃は、紅玉とか国光とかしか無かったですからね ^^;
でも、今ではあまり栽培している人が減ったようで、ネットではそこそこ人気が有ったりします。
アップルパイにしたいからとかジャムにしたからとか言う事で。
また、当園では林檎ジュースも紅玉だけしか作りません。
これもなかなか人気で、チョット酸っぱいですが、スッキリした後味がうけているようです。
オーナーになって頂いている方も何人かいらっしゃいます。
最近の甘い傾向の新品種を食べていると、ふと、その酸っぱい味わいが懐かしくなるんですね ^_^
この園地からは、まだ雪に覆われた岩手山を見る事が出来ます。
