県内の沿岸部、陸前高田で実験中のリンゴ圃場が有ると言うので出かけて来ました。
植栽3年目から、そこそこの量収穫が見込めるという栽培方法です。
実際に、3年目の木々、普通の仕立ての木に比べると倍以上の収穫が見込めそうでした。
樹高も低めに押さえている事から、今、問題の高齢化向きに方向性を示しているかも知れません。
FB友の『バンザイ・ファクトリー』さんのすぐ近くに、こんな圃場が出来ていたとは…..^_^;
午前中でシナノスイートの摘果を終え、午後からジョナゴールドに移動。
時折、雨がパラついたり強風だったりしましたが、北海道ほどの強風ではありませんでした。
北海道ではビニールハウスが剥がされたりなどの被害がかなり有ったようで、被害に遭われた農家の方々には心からお見舞い申し上げます。
で、摘果中にこんなヤツを発見。
ググって見たら『コガタノミズアブ』って奴らしい。
【近年の農薬により全国的に生息数・生息場所が激減している。三重県と京都府では絶滅危惧Ⅰ類にランクされている】
なんて記述も見られる事から、珍しいヤツなんやね。
リンゴに悪さをするかどうかは不明 ^_^;
今日からシナノスイートの２巡目摘果開始。
2列終了。
満開から1ヶ月半。
もう立派なリンゴですね ^_^
今月1日から設置したフェロモントラップ。
キンモンホソガとモモシンクイガを匂いで呼び寄せて粘着紙で貼り付けて、その発生状況を観察しようってヤツですが、10日間隔で記録をとっています。
21日の観察では、蚊の一族やハエの一族だらけで、狙いの蛾はどちらもほとんどかかっていません。
気温がいまいち上がってないせいなのか、薬剤が旨く効いているせいなのか分かりませんが、いずれにしても良い事です ^_^
もりのかがやき摘果２巡目、本日終了！
摘果の一巡目終了から1日おいて、今日から二巡目に突入しました。
一巡目を手伝ってくれた方々にはお休みをしていただいて、一人で、果樹園の中では最も若い『もりのかがやき』からスタート。
現在、標準的な大きさは42mm。
それ以下の実はすべて摘果してしまいます。
他に、形の悪いもの、虫に齧られてしまったもの等々を摘果して行きます。
果樹園の中では一番最後に開花した紅玉の摘果を今日の午後に終え、やっと果樹園全体の摘果一巡目を終了しました。
紅玉も33mm程度まで大きくなって来ました。
ちなみにジョナゴールドは42.5mm
6月5日の時点では29.1mm でしたので、1日の成長は1mmをちょっと欠けていますね ^^;
草刈も害虫の棲家を確保するための虎刈りで、一巡終了 ^_^;
今日は農薬散布の当番日。
写真上のような、何やら小難しそうなボタンがいっぱい並んでいる機械で散布しているのですが、何の事はない、1000ℓのタンクの後方に大型扇風機が有って、その扇風機で薬液を霧状にして吹き飛ばすだけのいたって単純なメカの機械なのです ^_^
あたしらのグループはおおよそ10haの面積を2日でこなします。
北国も入梅宣言が出されたようで、小粒な雨が一瞬落ちて来そうな中でビクビクしながらの散布でした。
自園地は早朝5時からの散布です。
散布途中、近所の爺さんからキャベツとブロッコリーを頂いて来たら、夕飯はキャベツ一杯のお好み焼き ^_^;
お百姓さんのくせに、自分ちの畑は家庭菜園もどきで、キャベツやブロッコリーは栽培してないのでした ^^;
で、近所の野菜農家は、そんな実情を知っているので、時折トレトレの新鮮な野菜を差し入れてくれるのでした ^_^
田舎っていいよね ^_^
通路は乗用草刈り機で刈り取りますが、木の下は肩掛けの草刈り機で今年２度目の草刈り実施中。
日中は気温が高いので、朝食前の時間帯で実施しています。
通路の草は、なるべく長くしておき、害虫やその天敵の住まいとして提供する事にしています ^^;
そうする事によって、虫たちはリンゴの木に這い上がらず、その草の中で安穏と暮らしてくれます ^_^
作業の邪魔になる事もあるので、できるだけ背丈の短い、クローバなどで覆われてくれれば理想なのですがぁ…..
写真はシナノスイートの列です。
お任せミックスでオーナー申し込みされている方々の名札がかけられています。
