天気予報は、あまり良くないのですが、今のところ晴れ。
今朝の王林はこんな程度。
今年度第２回目の予察会議。
次回は開花前の殺菌剤について検討。
今年は低温で開花が遅れており、なおかつ雨が多いので「モニリア病」という葉や実が腐る病気が心配されます。
また開花はこのままの気温で推移すると、５月１１日頃と予想されます。
従って、１１日夜には業者にお願いしてミツバチを導入します。
個々で「マメコバチ」を飼っている農家も多いのですが念のため、飛距離の長いミツバチもスタンバイさせます
これからの気温と天候を見つめながら、散布日を決定して行きます。
天気は良いものの、風が少し強め。
そんな中、今日から今年初の薬剤の散布開始です。
自分の園地は明日になりますが、お天気がチト心配。
今日の薬剤は、農薬ではないのですが「ハーベストオイル」
文字通りオイルでして、冬眠から目覚めて這い出して来たダニ類などの気門を封じて窒息死させてしまおうという作戦。
そして「ダイアジノン」
これは葉巻虫類を初期にたたいておこうという目的です。
いずれ、開花ステージが平年より遅れているので、散布開始も、平年より１週間ほど、遅れています。
写真は「さんさ」の今朝の様子です。
天気晴朗なれど風の寒さや….そんな日に
「穏やかな１日です」2011/04.01
「北国は朝夕めっきり涼しくなりました」2010/09.14
で書き込んでいた林檎の木を植えました。
と言っても、ご覧のように、布製のポットに植えたのですが….。
りんごの木は、植えてから３年くらいで、やっと２～３個の実を結びます。
それまでは定位置に植えておくと肥培管理やらが効率が悪いので、こうしてポットに仮植しておき、３年目あたりに、予定地に植えるさいに、根を傷める事無く移植出来るので、こんな方法をとります。
今回植えた林檎は「ファーストレディー」
写真をクリックして頂くと、稔った林檎の写真を見る事が出来ます。
この品種は「さんさ」×「つがる」で山形県農業総合研究センターさんが開発した品種です。
収穫期は８月末から９月初旬で「さんさ」と同じ時期ですね。
当園の「さんさ」はすでに２０年を越し、粒が大きくなりにくくなって来ており、同じ時期に収穫出来、なるべく大粒の品種を捜していたのです。
去年までは山形以外に苗木を出荷する事を禁じられており、今年になって解禁されたものです。
それにしても、思い切ったネーミングですね
ちなみに現総理夫人に献上する気は全くありません
政治的意図は全く無くって、単に好き嫌いで言うとキライだからですがぁ
ま、向こう様も、名もない北国のお百姓から貰っても嬉しくもないでしょうし、夜な夜な赤坂あたりで、もっと高価なフルーツをお召し上がりの事と思いますからね。
と、言う事で「FirstLady」のオーナーを限定１５本で募集します。
先に書き込んだように、収穫出来るのは３年後、しかも２～３個
でも毎年育成費として、オーナー代金はいただきます
あはっ、詐欺か
予報通り、気温が上がり、やっと蕾がほころび始めました。
クリックしていただくと分かる通り、蕾を寒さから守るために、周りはビッシリと羽毛で覆われています。
アップされた写真を見ていると、その美しさは、まさに芸術品ですね。
あらためて自然の偉大さを感じます。
この地域は、畑作物を灌漑するためのパイプラインが走っています。
今朝は、そのラインの末端のバルブを閉めて廻りました。
先の地震で、何処かしら破れていないかと心配していたのですが、今のところどこからも報告が無く、事無きをえているかと思われます。
近所の田圃は田起こしが始まっていて、いよいよ本格的な農作業のスタートです。
