現在の果樹園は、仕上げ摘果と言うより見直し摘果の最中ですが、そこそこ大きな実も摘果されていますので、うっかり入り込むと摘果された実に足元をすくわれ捻挫したりする危険がありますので、ご注意下さい ^_^;
実施してから、少し日数が経過していますが、今年も『特別栽培』の申請が認可されましたので、掲示しています。
この認定は果樹園ごとになりますので、園地が複数の箇所にある場合はそれぞれの園地に掲示する必要があります。
また、先に案内した輸出用の『もりのかがやき』に袋かけを実施しております。
タイや台湾への輸出用だと、袋かけの必要は無いらしいのですが….^_^;
岩手生まれの『もりのかがやき』が、果たして国外でどんな評価を受けるのか楽しみでもあり、少し不安でもありますが、赤い品種より黄色い品種の方が好まれるというお国がらのようですから期待しております。
国内でも、まだまだ出荷量が少ないため、ホントは国内での認知度を上げる事の方が先決なんですけどね ^_^;
暫く、摘果作業に追われ書き込みをサボっておりましたが、何とか生き長らえております ^^;
猫の手も借りたい忙しさでしたが、ヤツは猫の日に買ってもらった専用ベットで日がな1日惰眠を貪っております ^^;
ってな事で、その摘果もやっと今日午前中で一巡目が終わりました。
6月に入ってから、気温が上がらず、心配していましたが、リンゴ達も、昨年より少しだけ肥大が遅れている程度です。
品種によっては、カメムシの被害が多いのですが、摘果で何とかカバー出来そうです。
摘果も一巡目が終わっただけで、これから2度ほど見直しをかけて行かなければなりませんし、草も、あっという間に伸びますので、まだまだのんびりはできません。
リンゴの木々はここからスタートします。
左側が今春に接ぎ木された木。
そして左側が1年経過した木です。
わい化栽培と言って、あまり大きな木にならない台木に接ぎ木されます。
2004年に女の子がお生まれになったので、記念樹として契約したいと申し込まれたお若いご夫婦。
その女の子も一昨年、中学お受験で、難関突破されたみたい…..。
その子が二十歳までリンゴの木大丈夫ですよね?
って、申し込まれた時に確認されたのですが…..
リンゴの木はたぶん大丈夫。
が、アタシがそれまでリンゴ屋さんをやっているかどうか?😂
でも、その時は、記念樹の枝を、こんな風に接ぎ木すれば、パーフェクトなクローンが出来上がります。
って、事で、記念樹は永遠なのです。😁
記念樹
http://www.fureai-kajuen.com/sb2/log/eid128.html
合格祈願
昨夜は、例によって、地域の果樹園の病害虫の発生状況を観察して持ち寄り、次回の薬剤散布を協議する会議でした。
幸い、現時点では、各地とも深刻な病害虫は発生していないもようです。
そんな会議のさなか、近隣で降雹中という情報が飛び込んで来ました。
果樹園での作業は、現在1果に摘果の真っ最中。
そんな状況下での降雹は大変なダメージとなります。
会議終了後帰宅して間もなく、自宅付近でも雷鳴や降雨が始まり、心配したのですが、幸い、当地では被害は無かったようです。
近隣の被害がどの程度なのか、詳細はまだ分かりませんが、たいした被害でない事を祈るばかりです。
写真は、害虫のトラップです。
害虫を誘い込む匂いを染み込ませたルアーをセットし、リンゴの木に屋根付きで設置し、粘着紙で捕らえその数をカウントして、殺虫剤の散布時期の参考にして行きます。
色々な虫も引っ付きますので、その中から特定の害虫をカウントするのは、けっこう難儀な作業だったりします。