トキ、シナノスイート、紅玉、早稲ふじ、もりのかがやき、きたろう、ジョナゴールドなどなど。
10月に収穫される品種が目白押しです。
一気に忙しくなります。
今年最後の農薬散布をしました。
今年のように雨が多い年はスス斑病という、文字通りススのような斑点がリンゴの表面に付く心配がありますので、その予防剤の散布でした。
19日に紅玉の葉摘み作業を終了しています。
オーナーの皆様方の『ふじ』は葉を摘み取っていませんが、紅玉の場合は、元々蜜の入る品種ではない事と、葉を摘み取った事で糖度が上がる事もなく、ジャムなどに加工する場合などでも着色がしっかりした方がいい事から葉を摘み取り、全体的に着色するように管理しています。
なお、画像下の紅玉2種類をアップしていますが、向かって左側は、すでにしっかり着色しています。
着色系の品種で、着色管理はとても楽なのですが、酸味が多く、また、ジューシーさが劣ります。
従って『ふれあい果樹園』では、着色系の紅玉は2本しかありません。
オーナーの皆様方に提供している紅玉は昔ながらの紅玉になります。
画像、上は紅玉の園地から望める別名『南部片富士』と呼ばれる岩手山です。
早稲種『さんさ』の収穫と発送にかまけていて、少し離れた箇所にある紅玉専用園地の見回を怠っていたら、あっと言う間に草が伸び放題状態になっており、慌てて草刈りをしました ^_^;
その紅玉も、個体によっては色付き初めています。
今年はなぜか紅玉のオーナー申し込みが増えたのですが、今年の紅玉は小さめです ^_^;
原因は分かっています ^_^;
実の付け過ぎです ^_^;
ま、小さめの方が長持ちしますし、オーナーの皆様方もほぼアップルパイやらジュースなどの加工用でしょうから、小さめでも支障はないか!と開き直っていたりします ^_^;
さんさのオーナーの方から
「今年のさんさは糖度が高いですねぇ……^^;」
との感想が寄せられております。
本来の『さんさ』は酸度と糖度のバランスが絶妙で人気なのですが、今年は糖度が少し多目だったようです。
これも原因は分かっています ^_^;
それは、気温が高めに推移した事と、春先の遅霜のためにサビ果が多いからかと思われます。
リンゴの実は傷ついたり何かしらの障害が有ると、それを癒やそうとして、その実にせっせと養分を送り込みます。
その結果として糖度も高めになったりする訳です。
リンゴ作りってホント難しいですねぇ…..
FBで報告させて頂きましたが、こちらには書き込んでいませんでした。
ご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。
果樹園は無事です。