今日のさんさと薬剤散布
お盆も過ぎて、いよいよ果樹園は収穫に向かっての最終段階を迎える事になります。
今日は晴れ間を見つけての殺菌剤散布。
写真は今日現在の「さんさ」です。
過日開催された盛岡の夏祭り「さんさ踊り」にちなんで名付けられた品種です。
あと2週間後あたりからボチボチ収穫が始まります。
が、その前にもう一手間。
「葉摘み作業」が待っています。
果実全体を紅く着色させるため、リンゴの周りの葉を摘み取る作業です。
本来、リンゴの糖度を作っているのは葉っぱで、それを果実に送り込んでいるのですから、邪道と言えば邪道なのですが、日本人は、食べ物を見た目でも楽しむと言う特異な人種ですからね ^^;
予めお詫びをしておきたいのですが、今年の「さんさ」は写真を拡大していただければお分かりのようにサビ果が多いのです。
おそらく春先の遅霜の影響かと思われます。
オーナーになって頂いている皆様、申し訳ありません。
その分、糖度は高いと思いますから、それでご勘弁下さい ^^;
今日現在、まだデンプン質が抜けていませんが、それでも糖度は14度。
完熟になったらもっと甘くて酸度も少し有る美味しい「さんさ」になるかと思っております。
お盆中は14日は親戚をお迎えし、15日は実家の夏祭りで久しぶりに兄弟姉妹と会って来ました。
16日には義母の弟さんの墓参りで岩手川口まで出かけ、少し足を伸ばして美味しいと評判の沼宮内の「ホルモン」を鍋用と焼き肉用を求め、果樹園の作業の後半に向けてのスタミナを付ける魂胆だったりします ^^;