輸出ですかぁ?^^;
北国でもやっと桜の開花が始まりました。
『さんさ』の蕾が、やっと葉の中から確認出来るようになりました。
そんな中、所属するJAから「熊谷さんちの**品種を一部、輸出に向けませんかぁ?」
と云う問い合わせが来ました。
ここに来て、TPP絡みの事もあり、農産物を逆に輸出して足腰の強い農業を!と叫けばれている事もあったりするので担当者やJAも、それに呼応したいと思う気持ちは分からないでもありませんがぁ….。
事リンゴに関しては、そして岩手の場合はどうなんだろうなぁ…と、常々思っていたするのですよぉ。
岩手の場合、リンゴの生産量は全体の数パーセントしか無いわけで、青森や長野に比べると僅かな数値でしかありません。
ですから、ワタシなんぞは、輸出は青森・長野に任せて、岩手は黙って、その空くスペースを埋める事を狙って、国内販売して行く方向での戦術の方が賢いんでねぇの?なんて思うのですよぉ。
食料自給率が先進国と呼ばれている国々と比べ、極端に低かったり種子法が破棄されたりと妙な方向に向かう中、誰かが仕掛けた方向になだれ込む事で後悔する日が来るんじゃねぇかと。
取敢えず、説明会に来いってんで、説明だけは聴きに行きますけどね。
昨年の不出来にもかかわらず、今年もお前んちのリンゴを食ってやるよ!という嬉しい申込みを頂いている皆さんに食べていただく事が先決ですからね。
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