近所の園地よりワンテンポ遅れていますが😂昨日で紅玉の葉摘みを終え、今日からジョナゴールドの葉摘みに入りました。
写真は着色系の紅玉なので、けっこう色付いていますが、従来系の物は、まだ青い部分が目立ちます。
ジョナゴールド、今年、半分は葉を摘まない事にしました。
葉を摘み取った物に比べ、見た目は劣りますが、マイルドでコクのあるリンゴに仕上がってくれるかと思います。
オーナーの皆様はじめ、多くの方々にご心配頂きましたこの度の台風18号ですが、当地は大雨の被害など無く、何とか無事に通り過ぎました。
が、風は通り過ぎた後の午後から方が非常に強くなり、管内でもかなりの被害が出た模様です。
当園の場合は中生の品種が2割から3割程度、晩生種のふじ、王林は1割程度の落果で済みました。
落果しないまでも樹上で傷付いた物もかなり有るかも知れず、金額的にはかなりの痛手になるかも知れませんが、あの風の勢いや、近隣の園地に比べたらかなり少な目かと思われます。
これも偏に、普段から応援して頂いている皆様の温かい心の賜物とあらためて感謝の念でいっぱいです。
中生の中では、粒の大き目な「もりのかがやき」や「ジョナゴールド」そして「シナノスイート」の落果が多いのですが「紅玉」など小さめな品種は2割程度の落果かと思われます。
収穫まで、まだまだ油断できませんが、取敢えず今回の報告とさせて頂きます。
写真は紅玉の園地に隣接している方の王林と我が家の「紅玉」の落果状況です。
近隣の園地では倒木も何本か見られました。
王林、さんさ、早生ふじと、順に荒摘果を終え、今日から二手に分かれて、引き続きマイナーな品種『きおう』と『もりのかがやき』の摘果に入りました。
どちらも岩手で育成された黄色い品種です。
『きおう』は、当園で最も早く収穫される品種です。
『もりのかがやき』は今年、その一部が輸出にチャレンジされます。
写真は『もりのかがやき』
現在 13mm 程度です。
満を持して….と言えばカッコ良いのですが、剪定が、やっとオーナーの方々のふじの列に突入しました ^_^;
今日で3日目ですが、これが中々捗りません。
「この枝を落とすと、日当たりが良くなり、美味しいリンゴになるんだけどなぁ….」
「でも、こいつを落とすとリンゴの数が10個は少なくなるなぁ….」
「せっかく所沢からわざわざ毎年おいでいただくのに、友人の方々に、自分の木から収穫したリンゴだぜ!って配りたいだろうしぃ…」
「でも、不味かったら元も子もないしぃ…」
などと迷っていたら行きつ戻りつ、中々前に進まないのです ^_^;
と、言うか、その前に今年もオーナーになって頂けるのか確認出来ていませんけどね ^_^;
前年オーナーになって頂いた方々にはリンゴのお花見のご案内と一緒に「今年もオーナーになっていただけますか?」というご葉書を差し上げております。
それが、ここに来て、極端に春めいた日と、寒い日が交互に繰り返していて、日程の決定がし難くなっているのです。
このぶんだと、今年は5月の連休の真っただ中かもしれませんが、まだ決定出来ないでいます。
有難い事に、例年90%を超す方がリピーターになって頂いております。
(同業者に言うと、その数値は信じられないと言われますが ^_^ )
今年も、葉書での案内を待たずに、すでにたくさんの皆様方からお申込みが届いています。
有難いかぎりです。
大阪から新規にジョナゴールドのお申込みを頂いた方からは、収穫にも行くぞと言って頂いていたり。
関東の方でしたら、収穫においでの方は多くいらっしゃいますが、大阪は…あ、おいででしたね。
最近は発送させて頂いてますが、以前は2度3度お見え頂きましたね。
同じく新規にお申込み頂いた方のお便りでは、昨年は天候不順で野菜などが高く、リンゴまで手が回らなかったので、今年はたくさん食べたいから先行投資でと仰ってお申込みいただいたり…。
そんな風にたくさんの皆様方のご期待に少しでも近づけるよう、今年も老体に鞭打って頑張って参ります。
写真上、何の品種か分かりませんよね ^_^;
実はジョナゴールドなのでした……
例年なら今月10日あたりには収穫が終わっているのですが、今年は何故か着色せず、熟度も進みません。
木によっては大丈夫な物も有るのですが、大半は着色不良でした。
原因は、夏の暑さだとか、窒素過多だとか、土壌水分が多すぎたとか色々言われていますが、まぁ、自然を相手の商売なのですから、その年によって色々な事が有るわけで、ですが、この歳になっての初体験です ^_^;
残念ですが加工屋さんに二束三文で引き取られ、リンゴ酢かなんかに加工される運命です。
写真下の晩生種のふじですら、もうこんなに色付いているのですが。
明日は残っているシナノスイートを収穫し終え、果樹園に残る品種は王林とふじ、そして僅かばかりのシナノゴールドだけとなります。