午前中は初夏のような温かさでジョナゴールドも開花宣言。
オーナーの皆様方にお花見のご案内をしておきながら、今日から、せっせとその花を摘む作業を開始しました ^^;
本来は写真のように中心にいち早く咲いた花(中心花)を残してその周りの花(側花)を総て摘み取るのですが、今年は遅霜の影響も少なからずありあそうなので、昨年伸びた枝(新梢)に咲いている花を全部摘み取る株摘みという形でスタートしています。
折角のお花見なのに申し訳ありませんが、あと1週間ではほとんど作業は進んでいませんので ^^; ご安心下さい ^^;
リンゴの木の花は桜と違って観賞用ではありませんのでご理解のほどを….^^;
これからの日々は、ひたすら花を摘んで、やがて実になっても弱そうなヤツを摘んで行く作業が続きます。
指先でチョイちょいっと摘む作業なので体力は使いませんが忍耐力が必要です。
ま、タイリョクは必要って事ですね ^^;
出来るだけ早く摘み取ればその分、残った実に養分を集中出来ますので、大きな実になる事が出来るという単純な理屈です。
こればかりは人海戦術しか方法が無く、単純作業なので眠気に襲われながらの長期戦となります。
欲しい中心化が受粉した後に、他の花の雌しべをカルシウム剤を散布して受粉できなくしてしまうと言う技術も有りますが、人手でやるのが一番確実ですから。
ジョナゴールドの葉摘みがやっと終了です。
なかなか着色しないので見合わせていたのですが時期も時期という事で踏み切りました。
シナノスイートの玉回しもあわせて終了。
昨日でやっとジョナゴールドの収穫を終えました。
今年は9月までの猛暑の影響で着色が進まず、何度にも分けて収穫して、やっと昨日で終了となったのですが、最終的に1割ほどの着色不良果となりました。
が、出荷量としては、何とか昨年並みまで漕ぎ着ける事が出来ました。
途中で落果なども若干見られたものの、落果防止剤ストッポールの散布は来年は控えようかと思います。
今年、実験的にストッポール列と着色剤列でやって見たのでですが、落果は同程度。
着色も同程度でしたが油上がりがストッポールの方が早く、強い感じがします。
そんなこんなで、果樹園の残った品種は王林と、ふじだけになりました。
オーナーの木の玉廻しに本格的に突入。
早朝、王林にストッポール散布。
ジョナゴールドの葉摘みを終了し、台風17号に備え、支柱への結束確認作業。