今日もそこそこ温かい日でしたが、明日からは、なんと真夏日になるという予報なので、慌ててジョナゴールドに薬剤散布をしてもらいました。
元々は殺虫剤として登場した剤なのですが、摘果効果も期待できるという薬剤です。
旨く行けば、写真のように中心果の周りの側果の成長を押さえる事が出来るため、摘果が楽になります。
が、その適期の判断がなかなか難しかったりします。
品種によって満開日からの経過日数とか、果実の大きさ、土の湿度、散布後の気温、樹勢の強弱などなどいろいろなファクターが絡んできます。
これらを総合的に判断し実行するのですが、結果として全く効果が無かったり、過剰に落果したりとけっこう難儀な薬剤なのです。
今日の作業はシナノゴールドの摘果、紅玉の樹下草刈り、北側園地の通路草刈り。
ジョナゴールドの収穫の大部分を昨日で終了しました。
が、今年は一部、着色が進まず、若干残っていたりします。
このジョナゴールドは糖度も十分有るのですが、酸度も少なからず有ります。
昨今、新品種として登録されるリンゴ達は、ややもすると糖度重視の傾向の中、毅然として酸度も主張している品種です。
で、このリンゴに対する評価は、地域によってクックリ分かれていて、面白い事に、関東の皆様からはあまり評価されず、関西の方々からは好評なのです。
東西の食文化の相違なのでしょうか😋?
写真下は、昨年JAが導入したトレイ付選果機です。
従来はリンゴがコロコロ転がり落ちて来る方式だったので、傷付く心配も有ったのですが、これなら安心ですね。